C.C.Carboとは？ - 炭酸泉の性質と効能 -
 
人工炭酸泉製造装置・シーシーカーボ
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C.C.Carbo（シーシーカーボ）とは、家庭で手軽に人工炭酸泉を発生させることができる装置です。
◆炭酸泉とは
「炭酸泉」とは、その名の通り、お湯に炭酸ガス（二酸化炭素）が溶け込んだ温泉のことをいいます。
温泉は多くの人々に心身の癒しと健康維持のために利用されており、その泉質によってさまざまな効能があることはみなさんもご存知のことと思います。
「炭酸ガス」というと、私の頭に浮かぶのは「花○のバ○」というタブレット状の入浴剤や数年前に出た「き○湯」なのですが（笑）、みなさんはいかがですか？
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◆炭酸泉の効能
二酸化炭素が皮膚表面から吸収されると、体が「むむ、酸素が足りていないようなので血液が行き渡るようにしなければ！」と反応して毛細血管を拡張させます。
その結果血液循環が良くなり、体内の酸素濃度が上がる、血管が広がるために血圧が下がる、通常のお湯より体が冷えにくい、代謝が活発になり乳酸（筋肉痛や関節痛の原因となります）の排泄を促すといった効能を得ることができます。
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C.C.Carboを紹介するまでの経緯
◆ある患者さんとの出会い
私が以前勤めていた病院で、Dさんという透析患者さんがいらっしゃいました。
2003年当時で51歳。
20代で発症したベーチェット病が元で多くの疾患を患っておられました。それよりもずっと前から指先の冷感などを訴えられる方で、湯たんぽの手放せない方だったのを記憶しています。ベーチェット病には様々な症状がありますが、Dさんの場合、段々この抹消血管病変が進行して日常生活にも支障を来たすようになりました。
Dさんの指の症状から高気圧酸素治療を行うことになったのですが、いざ治療を開始してみると圧がかかるためか指先の激しい痛みを訴えられて、効果が得られるだけの治療ができず終了することが殆どでした。抹消血管を拡張させる内服は動悸がするために中止、軟膏を試してみてもひりひりするとの訴えで中止。
徐々に壊死が進行して呼吸苦も出現し、やがて入院となりました。
入院時の状態は意識も朦朧としていて血液中の酸素飽和度も60〜80％と低く、危険な状態でした。
幸い、酸素吸入や薬剤治療によって意識も清明となり状態的には安定してきましたが、肝心の指先は回復する兆しはみられませんでした。
Dさんの指先の壊死は徐々に進行し、初めは指先の少しの部分だったものがやがて第二関節付近まで炎症が及び、既に爪の部分は炭化してしまっていました。また、週3回受けている人工透析も同様に痛みが出るため、耐えられるギリギリまで頑張って受けるのですが除水が不十分に終わることも度々でした。
専門医の診断結果は「切断しかない」というものだったのですが、多くの透析患者さんを診てきた主治医は「ある程度壊死を起こした状態でもそこでストップしてくれたら”指”として使えなくもない。しかし、切断となると一度に3〜4本の指を・・・というのは日常生活にも支障が出るし、ベースに難病がある。切断してもきちんと創が治る保証もない」と、内科的治療の継続を選択しました。
私たち看護師は異を唱えることもできず、毎日3回、微温湯での洗浄とガーゼ交換を行い、Dさんの話し相手になることしか出来ませんでした。
◆もどかしく過ぎる時間
では、何か出来ることはないのか？
その時思いついたのが、褥創対策で行われる「バ○浴」。炭酸ガスがお湯に溶け込んで循環が改善されるって言うじゃないか！
早速Dさんのお姉さんが来院された時にお姉さんにもその話をしたところ、「少しでも良くなるのなら」とお二人とも快諾して下さいました。
次は、どれくらいの割合で使用すればいいのか、固形のバ○をおおよそどれくらいの量で、と申し入れれば分包してくれるのかを薬剤師さんへ尋ねに行きました。薬剤師さんは、花○のホームページをプリントしてくれたのですが、意外な答えが。
「これだと、砕いたら有効成分が減るか、なくなるんじゃない？」
・・・経時的事実をお伝えするために、リンクを貼っておきます。決して企業批判ではないのでご了承下さい。
バ○から炭酸ガスが出るしくみは？
この＜参考＞に記載してある内容に疑問を感じての薬剤師さんなりの判断でした。また分包機は内服薬を扱うものだというネックもあったのです。
「炭酸ガスが出ればいいんなら、重曹浴でもいいんじゃないですか」とアドバイスしてくださったのですが、重曹が丸々病院の持ち出しになることなどの理由からこれは病棟でも却下されてしまいました。
◆そして・・・
その数日の間にも、Dさんの病状がどんどん悪化していきました。
指先だけの問題ではなく、前述の理由から透析での除水が（水分だけではないのですが）充分行えておらず、どんどん毒素が溜まってしまっていたことが大きな理由だったようです。
ある日出勤すると、夜間にICUへ転ベッドされたとのことで、病棟が変わってしまったため、直接的な関わりも持てなくなってしまいました。
一度病室を尋ねたことがあったのですが、意識混濁の状態でお話することも出来ませんでした。
転ベッドして、1週間経つかどうかという頃、Dさんは息を引き取られました。
◆ある新聞記事から
実は、バ○だ、重曹だ、と言っている頃より随分前に、ある新聞記事を私は目にしていました。
今思えば広告記事だったのかも知れませんが、炭酸泉がどのような効果があるのか、という内容でした。
中でも驚いたのが、「糖尿病で切断しかないと言われていた足を切断せずに済んだ」という内容だったのです。ただ、どこの記事だったのかの記憶が残っておらず、設備自体も大きなリハビリ施設や病院についてのものだったので「へー！」で終わっていたのです。
実はDさんの手指に対しても「これがあればなあ！」という悔しい気持ちがありました。
凄いのがあるけど、値段も分からないしどこで買えるかも分からないし・・・とてもじゃないけど病院は買ってくれないだろうしそもそも患者さんに対しても「こんなのがあるんですけど」なんてセールスみたいで言えないし。
その後、たまたま持っていた看護雑誌の裏表紙に、同じものなのかは分からないのですが人工炭酸泉発生装置の広告が出ていました。
オープンらしく価格表示はなし。名前だけは今度は忘れまいとしっかり覚えました。「ケアキュアカーボ」。
◆いつかきっと
Dさんだけでなく、これまでにも糖尿病、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症といった疾患の患者さんと多くの出会いがありました。
別に自分が開発したわけじゃないけれど、何かの機会があれば、どこかでこうした情報をお伝え出来ればいいなとずっと思っていました。
医療現場にいた自分でさえ、あの新聞記事に出会わなければ、DさんやSさんやKさん・・・多くの患者さんとの出会いがなければ、そしてまた、こうしてネットで色々な情報を調べて発信できる状況がなければ、知ることが出来なかったかもしれない、炭酸泉の効果。
少しでも必要な人に伝わって、少しでも多くの方の辛い状態が改善しますように。
◆備考
このページを作り上げるまでに3年も経過してしまいました。勿論毎日情報収集に勤しんでいたわけではありませんが、その間にやってきたことをまとめます。
・忘れないように、Dさんとの関わりを記録に残しておいた。
・「炭酸泉」について調べた。
データの詳細は把握出来ませんでしたが、こちらのページを見つけた時に「やっぱり作らないと！」と思いました。
人工炭酸泉治療法
このページの２-b.ではこのように書かれています。34肢中21肢ですって！
ASOに合併した重症虚血性足病変の透析患者において、二酸化炭素源として二酸化炭素ボンベを利用する人工炭酸泉浴療法によって、34肢中、21肢の切断を避けることができたと報告されている[5]。
・忘れまいとしていた名前を、実はずっと失念していました。それを散々脳をいじくり倒し（たつもりで）、何とか思い出して検索をかけることを繰り返し、やっとこのC.C.Carboを見つけました（ケアキュアカーボ＝Care
Cure Carboなのだと後で合点がいきました；）。
トップに載せている部分浴用だけでなく、色々なタイプのものがあることも分かり、自分自身も更に勉強になりました。
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なぜ「人工炭酸泉製造装置」なの？
このようにお考えの方もおいでだと思います。
多少の循環障害（肩こりなどですね）であれば、市販の入浴剤で充分だと思います。
しかし、一般的な入浴剤の炭酸ガス濃度は50ppm程なのだそうです。日本の温泉の基準でもヨーロッパの温泉の基準でもお湯１リットルに炭酸ガスが１g（1,000ppm）以上溶けたものが特に効果が高いといわれています。
この濃度の炭酸泉を作り出せるのが「人工炭酸泉製造装置」というわけなので、こちらで紹介させていただいています。
尚、看護師である管理人が前述のような理由からご紹介していますが、この製品は治療用器具ではない為、次のような方はご使用前にかかりつけの医師にご相談なさることをお勧め致します。
※持病のある方、または身体が弱っている方
※医師の治療を受けている方
※肌の弱い方
※アレルギー体質の方
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C.C.Carboシリーズのご紹介
ここでは楽天ショップとYahooショッピングサイトをご紹介しています。
価格はどこも同じですが、ショップによって送料込みとそうでないところがありますので、ご確認下さい。
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